小宮商店の洋傘づくり

職人がつくる手作りの日本製傘

小宮商店の洋傘づくり

ABOUT
OUR
UMBRELLA

心地よいぬくもり、
美しいたたずまい
想いをつなぐ手しごとの傘

小宮商店は1930年の創業当初から、
傘をファッションの一部として、
末永くお使いいただきたいという想いを込めて、
今日も傘づくりを続けています。

一本の傘に想いをこめて

一本の傘に想いをこめて

小宮商店の傘は、傘づくりの数多くの工程を職人がひとつひとつ手作業で行ないます。 それは自らの木型をつくることからはじまり、対話するように生地の張り具合や縫い方を調整し、一本の傘をつくり上げるしごと。
凛とした持ちすがた、開いた時のはじきの音、手の感触、雨のあたる音、そして美しいかたち。 想いを込めたからこそ感じる「つくりのよさ」と「心地よさ」。 傘を広げた時、その想いが使い手へとつながりますように。

Fashion

伝統技術でファッションを表現する

時代とともに流行が移り変わってもファッションアイテムとして持ち続けられる洋傘を届けたいー。
甲州織の伝統的な撚り、染色、捺染、整経、織の技術を最大限に生かし、その美しさを洋傘で表現するべく、繊細なニュアンスまで「色」にこだわり、他にはない小宮商店だけのデザインを追求していきます。
多様なライフスタイルに対応できる機能を兼ね備えながらも、洋傘の様式美を忘れずに、その魅力をもっと多くの方に伝えるために、わたしたちは常にブラッシュアップを続け、新たな挑戦をしていきます。

ファッションアイテムとして使える日本製の傘
傘を作るための木型

Craftsmanship

型は傘の心

傘の「形」は「型」で決まります。
傘の型は生地を裁断するときに使うカーブのついた三角形の木型のことで、職人はこれを傘の種類ごとに作成します。木型の長さや角度を、生地や骨に合わせてミリ単位の調整をし、何度も試行錯誤をしながら選りすぐりの型を完成させます。ここには職人の魂が込められており、小宮商店が創業当初からこだわってきた美しい傘のフォルムを生み出します。

HAND MADE マーク

小宮商店は、今まで大切にしてきたこの「型」を傘の「心」と考え、これをモチーフにしたHAND MADE マークをつくりました。このマークは職人が心を込めてつくった証です。これからも、この伝統的な心を次世代に語り継ぎながら、より真摯な傘づくりを続けていきます。

傘づくりの工程 中綴じ

傘づくりの工程

機械化が進む現代でも、傘づくりにはほとんどの工程で人の手を必要とする製品です。その仕上がりを左右するのは、職人の経験と知見。ここでは、そうした手しごとが支える小宮商店の傘づくりをご紹介します。

傘づくりの工程

Tradition

受け継がれるしごと

傘を開くときに手を傷めないように、ロクロを生地で覆う「ロクロ巻き」。
骨が生地にあたる部分、ダボを生地で保護する「ダボ巻き」。
生地が痛みにくいように手縫いでとめた「ネーム」。
防水の精度をさらに高めるためにキャップを入れた「陣笠」。
フォルムの美しさを追求した傘の「張り」。
師匠から弟子へ、その弟子が師匠になり、そのまた弟子へ。1930年の創業から受け継がれてきた技と想いを、次世代へとつないでいきます。

受け継がれる傘づくりの伝統

東京都の伝統工芸品「東京洋傘」

明治時代から続く東京の洋傘づくりは、2018年に「東京洋傘」として東京都の伝統工芸品に指定されました。西洋から江戸末期に伝えられた洋傘は、東京の丁寧な手仕事と感性を受け継ぎ、新たな伝統工芸として現代に息づいています。

東京都の伝統工芸品「東京洋傘」
伝統工芸品 東京洋傘
傘の修理

Sustainability

末永くお使いいただきたい
という想いを込めて

小宮商店でお求めいただいた傘はメンテナンスや修理等のアフターケアを行なっております。修理はもちろん、お手入れのご相談なども承ります。

傘の修理