「kata kata×小宮商店」-傘づくりと商品詳細-


「kata kata×小宮商店」の晴雨兼用折りたたみ傘が本日より発売開始!


型染め、注染などによるオリジナルの染布を制作している松永武さんと高井知絵さんご夫婦によるユニット「kata kata」と小宮商店がコラボレーションした晴雨兼用傘です。是非ご覧くださいませ。


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特集第3回の今回は、傘づくりの様子と商品の詳細を紹介いたします。


Setting by Iedokoro / Movie & Photo by Orita / Photo & text by Tagawa


第1回「-kata kataのおふたりと小宮商店の想い-」はこちら


第2回「-葉っぱのデザインが傘生地に-」はこちら






katakata
katakata 葉っぱ 晴雨兼用折りたたみ傘
Color:(左から)すずいろ、もえぎ、きいろ、うすだいだい Price:22,000円(税込)



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第2回でkatakataの「葉っぱ」のデザインを山梨の伝統的な「ほぐし織」で表現した生地が出来上がり、今回はそれを傘職人が傘に仕立てる工程。
この工程は弊社製造部の職人、田中が担当します。




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傘づくりの肝となるのは「木型」の製作。
これは傘の種類ごとに新たに製作するため、この商品でもはじめに木型をつくります。
何度も調整をかさねて完成した木型を使用し、次は生地の「裁断」、そして「中縫い」と工程を進めていきます。

ポリエステルと綿の混合生地を扱うのは初めての取り組みのため、伸縮の程度を確認しながら、より丁寧に、慎重に行います。




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傘骨と生地を縫い合わせ、やっと試作の傘を仕上げたところで、生地が想像より伸びていることに気づきます。

天然の綿糸と化繊のポリエステル糸という異素材の表情の違いが、生地の伸びに影響したと考えられるため、鉋(かんな)を使用して木型にミリ単位の調整を加えます。




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時間をかけてブラッシュアップした木型を使って製作した傘は、美しいカーブを描いており、自信をもってご紹介できる商品になりました。




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はじめての生地は実際にやってみないとわからないことが多く、何度も調整を繰り返してやっと最適な型が完成するとのこと。
だからこそ出来上がったときの嬉しさはひとしおで、これがやりがいにつながっているそうです。

そんな傘づくりの実際の様子をまとめ、動画を製作いたしましたので、どうぞご覧ください。





次に、傘の特徴をご紹介させていただきます。




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こちらの傘の魅力のひとつは、縦長の「エコバッグ」になる傘袋。

傘を折りたたんだ状態でも、伸ばした状態でも入り、バッグとしてもお使いいただける優れものです。

また使わないときはくるくるっと巻いてボタンで留めれば、鞄の中でも場所を取りません。




ふたつめは、内側と外側にそれぞれ取り付けたネームバンド。

傘骨を伸ばした状態でも長傘のように閉じることが出来る2WAYの仕様です。

折りたたみ傘でありながら長傘のように持ち歩け、そのまま傘袋に収納もできます。






3つめはリング状の、腕が入る竹のハンドルです。

竹の雰囲気と生地の自然な風合いがマッチして、おしゃれで上品な雰囲気を演出します。




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このように、「デザイン」と「伝統」に「機能」が掛け合わされた傘が「kata kata 葉っぱ 折りたたみ傘」です。

東日本橋ショップでは実物もご覧いただけますので、是非ご覧くださいませ。




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