洋傘手元(持ち手)品種
洋傘に使用される手元(持ち手)の種類を
スタイル・素材・加工方法に分けて以下にまとめました。
順番にご紹介いたします。
① 洋傘手元(持ち手)スタイル | ||
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長傘手元(持ち手) 糊で中棒と手元(持ち手)を完全に接着するものが多い。形は曲がりタイプが多く使用される。 |
2段折傘手元(持ち手) ネジ式で取り外し可能なものが多い。長めの寸胴タイプや曲がり手元(持ち手)などがある。 |
ミニ傘手元(持ち手) ネジ式で取り外し可能なものが多い。短めの寸胴タイプが多く、コンパクトな印象を与える。 |
長傘の手元(持ち手)は一般的に曲がりのタイプが一般的に多く使用されています。
取り付けの方法は、弊社では全て綿の糸と手元(持ち手)付け専用のボンドでしっかり本体と接着します。
折りたたみ傘の手元(持ち手)は2段折傘とミニ傘で少しサイズが違いますが、ネジ式が一般的に使用されています。
② 手元(持ち手)素材・材料名 | |||
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プラスチック アクリル・ポリスチレン…etc |
自然木 楓(かえで)・樫(かし)・ 籐(とう)・エゴ・竹…etc |
金属 真鍮(しんちゅう)・亜鉛 合金・アルミ軽合金…etc |
合皮 塩化ビニルとポリウレタン素材で中芯を巻いたもの。中芯=木・プラスチック…etc |
手元(持ち手)の素材は主にプラスチック・自然木・金属・合皮に分かれます。
プラスチックは加工がしやすく塗装も一度で済みます。
また軽量な手元(持ち手)になる場合が多いのも特徴です。
自然木は木の持つ自然な風合いや手触りが魅力です。
塗装は木に染み込ませるために4~5回必要で手間がかかる手元(持ち手)です。
金属は独特の質感やスタイリッシュ感を演出できます。
合皮は自由なデザインが可能で、耐水性に優れているのが特徴です。
③ 手元(持ち手)加工方法 | |||
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手加工 削り加工・引き抜き加工・彫刻 加工・仕上げ加工などの種類がある(木やプラスチックを加工する) |
プラスチック加工(成型) 金型にプラスチックを流し込み 成型する。精度の高いデザイン 加工ができる。 |
金属加工(鋳造) 金型に金属を溶かしたものを流し 込み成型する。細身のレリーフの 模様の表現となる。 |
曲げ加工 自然の木をスチームで曲げる加工 方法。 |
主な加工方法は以上の通りでこれらを組み合わせながらひとつの手元(持ち手)が出来上がります。
例えば、木製の手元(持ち手)は曲げ加工をした後、削り加工、
塗装などの仕上げ加工を経て出来上がります。
その木製の手元(持ち手)の下部分に金属部品を取り付ける場合は、
金属加工を経て成形された金属を木製手元(持ち手)に取り付けて完成となります。
①②③を組み合わせると…
小宮商店の傘はどれに該当するの?
洋傘種類 | ① 洋傘手元(持ち手) | ② 手元(持ち手)素材 | ③ 手元(持ち手)加工 | 手元(持ち手)画像 |
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かさね 55cm×16本 |
長傘手元(持ち手) | 楓(かえで) | 曲げ加工後手加工仕上げ | |
かさね 2段折 |
2段折りたたみ傘手元(持ち手) | アクリル+楓 | プラスチック加工 +手加工 |
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ミラトーレ 65cm×16本 |
長傘手元(持ち手) | 籐 | 曲げ加工後 手加工仕上げ |