小宮商店 KOMIYA SHOTEN

洋傘のパーツ名称

洋傘はさまざまなパーツから出来上がっています。 そのパーツの名称を弊社の「かさね」の55㎝16本の長傘からご紹介します。

小宮商店 洋傘のパーツ名称

親骨…傘生地に密着し、支えている主要な骨。傘のサイズはこの骨の長さで表示する。
受骨…親骨を支える骨。
中棒…傘の中心に位置する棒。
手元(持ち手)…傘を差す際に持つハンドル。
上ろくろ…親骨の先と中棒をまとめる部品
下ろくろ…傘を開閉するために受骨を中棒部分にまとめる部品
ろくろ包み…傘を開く際に指を保護するために、ろくろ部分を生地でカバーする製法。
上はじき…傘を開く際に下ろくろを留める金具
下はじき…傘を閉じる際に下ろくろを留める金具
露先…親骨の先端部分
だぼ…親骨と受骨をつなぐ関節部分
だぼ包み…だぼと傘生地との摩擦を防ぐために、だぼを生地でカバーする製法。
天紙…上ろくろ部分の傘生地の摩擦を防ぐ円形の布
口ネームバンド…露先をまとめるバンド
胴ネームバンド…傘の広がりをまとめるバンド
菊座…傘生地の表上部でまとめられている部品。生地の消耗を防ぐ生地で、菊の形に似ていることから名づけられた。
陣笠…長傘の場合、菊座の上にかぶせる部品。石突部分からの伝水を防ぐ目的があり、陣笠の形に似ていることから名づけられた。
石突き…傘の先端の消耗を防ぐ部品。