<新商品>花束のような裏ほぐし織が上品な雨晴兼用傘「Bouquet-ブーケ-」のご紹介

本日より発売の甲州織新シリーズ「Bouquet-ブーケ-」についてご紹介いたします。



表は無地・裏は花柄になるように二重に織り上げた、裏ほぐし織の雨晴兼用傘です。

裏地のデザインは、ミモザをイメージしたお花を散りばめ、傘を広げたときに花束のように一面を彩ります。

ほぐし織によって水彩画のように柔らかく表現されたお花たちと、光沢感のある優しい色合いが合わさり、上品でおしゃれな傘になりました。



ミモザには感謝や愛、友情などのポジティブな花言葉・イメージが多く、幸せの象徴として、大切な方やお世話になった方に贈る花としても親しまれています。

長く使える花束として、大切なひとへのギフトにもおすすめしたい傘です。



山梨の伝統的なほぐし織を裏地に表現する「裏ほぐし織」


経糸を緯糸で仮織したものに捺染型を当て、一色ずつ丁寧に色を重ねて染めた後、本織をしていく「ほぐし織」。

本織をする際に、仮織をした緯糸を抜き取りながら織り上げるので、染めた模様が微妙にずれ、水彩画のようになるのが特徴です。




今回の「Bouquet」は、ほぐし織を傘生地の裏に表現できるように、経糸に無地の糸と、ほぐし織の仮織の糸を二重に張り、緯糸で一枚の生地になるように織り上げていきます。

使用している糸の量が多く、仮糸を抜き取る際も表の生地に影響がでないように丁寧に行うため、1日に数mしか織ることができない貴重な傘生地です。







ほぐし織の捺染の工程


色ごとに異なる型を作成し、経糸を緯糸で仮織したものの上から、色ごとに捺染している様子です。

一色ずつ重ねていくと、デザインが完成します。

長い反物をすべて手作業で行っていくため、捺染も時間をかけて行います。




先染めならではの光沢感がより感じられる朱子織で表現しているため、フォーマルな印象と上質感が感じられる傘になりました。
小幅のシャトル織機で織られているため、生地の端はミミになるのもポイントで、傘を閉じたときに裏のデザインがちらっと覗きます。



出来上がった生地には防水加工とUVカット加工を施しているため、雨をメインに、晴れでもしっかり使える傘になりました。

長傘は軽くて丈夫で大きいサイズの骨に合わせた60cm、折りたたみ傘は2WAY仕様の55cmのレディース標準サイズでご用意しております。



便利な2WAY仕様のネームバンド


高級感があるからこそ厚みのある甲州織の傘を、もっと便利に、そして機能的に使えないかと社内でも試行錯誤し、何度か検討しておりました折りたたみ傘の外側のネームバンドを通常仕様ですべて職人が取り付けることにいたしました。
傘骨を伸ばした状態で長傘のように持ち歩けるため、ちょっと室内に入るときにたたむのが面倒…、傘が濡れたままたたみたくない…などのお悩みを解決してくれます。






こだわった2WAYの巾着傘袋


さらに折りたたみ傘の付属の傘袋は裏のボタンを外せば、長傘のように傘骨を伸ばした状態で傘袋に収めることが出来ます。

雨での使用の後は外側に付属しているネームバンドで傘を束ねていただき、たたまずにそのまま傘袋の中に入れて移動が可能です。





Bouquetの傘袋は機能性はもちろん、デザインも花束を包むようなデザインで、ゆったりめの巾着タイプにしました。

ひもを結ぶと、プレゼントのようにかわいらしさを演出し、ひもに手を通すとバッグのように傘を持ち歩ける優れものです。



長傘も折りたたみ傘も、持っているだけで気分が上がり、雨の日を明るく彩るおしゃれ傘です。
これからの本格的な梅雨シーズンに備えて、雨でしっかり使えるBouquetをぜひご検討くださいませ。

商品詳細は下記ページよりご確認ください。