小宮商店 KOMIYA SHOTEN

2024.12.20傘コラム

傘のメンテナンスと大掃除

いつも弊社の傘をご愛用くださりありがとうございます。
品質管理・修理担当の大圖です。

いよいよ今年も終わりが近づき、そろそろ大掃除をする方も多いかと思います。
そんな大掃除の時期に一緒に行なっていただきたい、傘のメンテナンスについてお話させていただきます。

ご自身の傘を開いた状態でじっくりと見る機会は、あまりないかもしれませんが、1年間お使いいただいた傘は意外と汚れがついています。
特に雨でご使用いただくと、雨粒に含まれているゴミやチリなどが傘に付着し、そのまま保管しておくと汚れとして残ってしまいます。

雨天での使用後は毎回シャワーで汚れを落としていただくのが傘を一番きれいに保つ方法ですが、なかなか毎回お手入れするのは難しいですよね。
半年または1年に1回は、大掃除と一緒に、ご愛用いただいた傘もきれいにしていただきたいと思っております。

そこで、今回はおうちでも簡単にできる傘のお手入れ方法をご紹介いたします。

傘のお手入れ方法

①まず、傘の表面をシャワーなどで軽く流します。
※水でもぬるま湯でも、どちらでも大丈夫です。

この時の注意点

・裏側は濡らさないでください。裏側の水滴は錆びや臭いの原因となります。
・表面の撥水加工が落ちてしまうため、なるべく洗剤は使わず、そしてこすらずに優しく汚れを流します。※汚れが気になる場合は修理にて承れる場合がございますので、ご相談ください。

②傘を陰干しにてしっかりと乾かします。
傘生地は長時間の直射日光や高熱に弱いため、日陰で乾かしてください。

これだけでも傘の撥水はよくなります。
シャワーの際の水滴が傘にまとわりついてしまうほどに撥水が落ちてしまっている場合は、しっかり離れたところから優しくドライヤーをかけてみてください。

熱を加えることで、傘の表面にある微細な毛が立ってきます。実はこれも撥水に重要な役割を持っているのですが、使用頻度に応じて倒れてしまっているのです。

しっかり乾いたら、最後に撥水スプレーをかけてください。(※スプレーは必ず喚起の良い場所でマスクを装着の上、スプレーに記載の注意事項に沿ってご使用ください)

これで傘のメンテナンスは終了です。
弊社でも有料で撥水加工は受け付けておりますが、それとあまり変わらないくらいの効果が得られるはずです。
ご愛用の傘を少しでも長くお使いいただくために、ぜひお試しください。

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