艶やかな光沢感と
重厚感のある「甲州織」

織物の名産地として400年以上の歴史を誇る 山梨県で織られた「甲州織」の生地を使用しています。
甲州織は、先に染色を施した極めて細い糸を、 高密度かつ均一に織り上げる「先染め」の織物です。

そのため、光沢感のある奥深い色合いと、上品で重厚感のある質感を実現し、 現在も高い品質を誇ります。
経糸に双糸(撚り合わせた糸)・緯糸に単糸(一本の糸)を 使用する織り方は山梨の織物の特徴で、 高級感と耐久性を兼ね備えた生地になります。

希少な小幅のシャトル織機の織物

今では大変希少な小幅の織機でゆっくりと時間をかけて織られているため、生地の端にミシン目がなく、ミミが出来上がります。
スタイリッシュに見えるのはもちろん、長くご愛用いただいてもほつれる心配がありません。

染色する糸の色にこだわり、ユニセックスでもお使いいただけるカラー

トゥープライは先染めのため糸の色にこだわり、何度も調整を重ねて今回の色が完成しました。
ベーシックなネイビーやグレーなどの色の他にもニュアンスカラーも取り入れ、よりコーディネートしやすいカラーバリエーションになりました。
スーツやオフィスカジュアルなどのビジネスシーンの使用にはもちろん、
柄物の洋服やカジュアルな雰囲気にもマッチするため、雨の日のおしゃれをより一層お楽しみいただける傘です。
メンズファッションだけでなくユニセックスでもお使いいただけます。

ネームバンドの色が
さりげないアクセントに

小幅で織られた生地は傘生地の淵が緯糸で折り返し織られており、ミシン目のないスマートなデザインになるのが特徴です。
ネームバンドには裏地の色を使用することで、ファッションのアクセントになり、おしゃれ感を演出します。
また、傘をたたんだ時に裏地の色がちらっと覗くので、シンプルな中に遊び心もみえるのが魅力です。

ＵＶカット加工を施した雨傘「雨晴兼用傘」

生地には撥水加工・耐水加工とともにUVカット（紫外線防止）加工も施しております。 雨傘としての十分な機能に加え、日傘としてもお使いいただける雨晴兼用傘です。

傘骨

親骨には超軽量で硬質のカーボン素材を使用しています。
カーボンは飛行機の部品等でも使われるように、非常に硬く軽量であり錆びの発生もありません。

中棒

軽量のアルミを使用しています。

ロクロ巻きとダボ巻き

傘の開閉時に上下する部分を「ロクロ」、骨の関節部分を「ダボ」と言います。
それぞれを傘生地で保護することを「ロクロ巻き」と「ダボ巻き」と言い、傘を開いたときに手を傷めないように、また骨に傷がつかないようにひとつひとつ丁寧に取り付け、カバーをするとともに、伝統的な美しさと高級感を演出します。
昔ながらの手法で、手間もかかるため最近ではあまり見られなくなりましたが、小宮商店の長傘にはすべて取り付けています。

手元

きめ細かい木目とやさしい風合いが特徴のブナにナチュラルな塗装を施した手元（持ち手）です。 金具はいぶし仕上げのため、高級感のあるハンドルになりました。