地元の中央区立久松小学校のみなさんが見学にいらっしゃいました!
東日本橋ショールームスタッフです。
先日、ショールームに地元の中央区立久松小学校3年生のみなさんが
見学にいらして下さいました。
「日本橋のとっておき!名人を探そう!」をテーマに
地域の施設や店舗を見学して町に対する理解を深めるための
活動だそうです。
みなさんいろいろ質問を考えてきてくださいました。
Q「傘を作っている時の気持ちはどうですか?」
A「どんな人がさしてくれるのかな?と持ってくれる人のことを考えています。」
Q「どんな人にお店を受け継いでいきたいですか?」
A「雨の日にしか使わない傘だけれど、大切に使ってもらえるような傘、
雨の日も楽しく出かけたくなるような素敵な傘を作ってくれる人です。」
Q「今の社長さんは何代目ですか?」
A「3代目です。」
Q「傘は何種類くらいありますか?」
A「雨傘、日傘、晴雨兼用傘、長傘、折りたたみ傘、男性用傘、女性用傘など
100種類以上あります。」
Q「伝統を残していくためにしていることはありますか?」
A「小宮商店では80代の職人さんたちが傘を作っていますが、
若い人に傘づくりを教えて、立派な職人になれるように育てています。」
Q「なぜ傘の伝統を守っているんですか?」
A「日本製の傘を残していきたいからです。みんなが買うのが数百円の中国製ばかりになって日本製の傘が見れなくなってしまいます。そうならないように日本製のきれいな素敵な傘を残すためです。」
ワンタッチではなく日本製の手開きの傘を見て、「どうやって開くんですか?」と
疑問に思ったようです。カチッと手で開くと、一斉に「えー!」とびっくり。
久松小学校のみなさんまた遊びに来てくださいね!
スタッフみんなでお待ちしてます。