究極の親子丼が食べられるお店「味道（みどう）」さん
こんにちは。加藤です。
今日は小宮商店から徒歩5分ほどのところにある、隠れた名店を紹介したいと思います。
その名も味の道と書いて「みどう」さん。
熊野地鶏と純米燗酒の店です。
ランチは親子丼や焼き鳥丼が堪能できます。(日によってメニューが変わる場合があります)
初めてこちらで親子丼をいただいた時、その弾力性と旨味のある鶏肉の味に驚愕。
「これは平飼いの地鶏に違いない」とメニューを二度見したところ、三重県熊野市の地鶏とのこと。
わたくし三重県出身なのですが、伊勢赤鶏は知っていたものの、熊野地鶏というのは初耳でした。
脳裏をよぎるのは、懐かしい大自然の風景。
熊野地鶏は、餌にこだわり、山奥の静かな環境でストレスをかけずに育てた地鶏で、「幻の地鶏」と呼ばれているそうです。
それはそれは「幻」も納得の美味しさでした。
思いあふれて店主の方にあれこれお聞きしたところ、美味しい地鶏を探求の末、この熊野地鶏に巡り合ったとか。
親子丼においては鶏肉だけではなく、京都から取り寄せたこだわりの卵に、南部鉄器の窯で炊いたご飯（白米と麦と玄米をあわせたもの）、鶏出汁の効いた優しい味のスープがついて大満足の一品。
妥協のない食材選びと丁寧な仕事が生み出す究極の親子丼に、本当に感動しました。
美味しいお昼ごはんがいただける「味道」さんのランチはご飯がなくなると終了となってしまうため、お気をつけください。
また夜は、充実の焼き鳥コースとお燗酒が魅惑的なメニューが盛りだくさん。
どれも美味しくて、幸せなひと時を過ごすことが出来ました。
ランチの丼にも使われていたお米を、答志島の漁師さんたちが作った天然海苔で包んだ焼きおにぎりにも感涙。
お会計を終え出口を見ると、そこには御朱印帳のような御酒燗帖なるものが置いてありました。
味道さんは「御酒燗帖倶楽部」という全国の燗酒店スタンプラリーに参加しているそうです。
はじめて知りましたが、全国のお燗酒巡り、楽しそうです！
お店の営業時間などは流動的なため、予めご確認の上お立ちよりください。
小宮商店からは徒歩5分程度で到着いたしますので、ショップで傘をお選びいただいた後に、幻の地鶏の親子丼、ぜひお試しくださいね。
熊野地鶏と純米燗酒の店「味道」
中央区東日本橋2-9-4
