職人から職人へ、
道具を通じ受け継がれる
ものづくりの心
こんにちは!
傘職人見習いの中村です。
お盆のお休みが明けて、なんとなく涼しくなり、
私の大好きな秋が近づいてきている気がしてワクワクしています。
このままスーっと涼しくなってくれると良いのですが…
残暑は必ずやってくる…(笑)
熱中症対策をして、元気に過ごしたいですね!
まだまだ小宮商店の日傘が活躍しそうです。
海のような深い青の日傘
今日は伝統的な染物日傘をご紹介します。
沖縄地方でしか染めることのできない「琉球藍」の日傘。
海のような深い青と麻の風合いがとても涼しげです。
10本骨の傘は一般的な8本骨より、ちょっとだけ古風な印象を与え、風情を感じますよね♡
16本骨や12本骨のような豪華な印象ではなく、少しだけレトロな雰囲気の骨で、麻や伝統染物との相性はバツグンです!
残暑の暑い日に、風情を感じる藍染日傘を持って出かけたいです。
職人から職人へ
道具を通じ受け継がれる
ものづくりの心
お盆明け、師匠宅での修行の日々が再び始まりました。
師匠の工房で使わせて頂いているこの糸切りバサミ。
修行初日から私の作業を助けてくれるこのハサミも、職人さんの手しごと品。
一つ一つ手作業で作り上げた熟年の技術は、この小さなハサミにもしっかりと宿り、とても使いやすく、何よりとっても愛おしいです♡
糸切りハサミにも色々種類があるようで、師匠が、ある日のお茶の時間に沢山の糸切りバサミを見せてくれました。
「これは長く使ってるが、よく切れてねぇ、そしてこうやって研げるからまたよく切れるようになるんだ〜」
「これは、機械で沢山作ってるもんだから、初めは鋭くてよく切れるんだけど、今となっては、コレだよ…」
と師匠が糸を切ろうとすると、全然切れません…
と、次から次へと出て来る糸切りバサミ達…すごい数(笑)
写真に写ってるのは一部です。
傘職人の欠かせない相棒、糸切りバサミ。
私もそろそろ相棒を探しに行こうかな!
今日のお三時
※作業場では15:00にお茶の時間があります。
師匠と女将さんが毎回美味しいフルーツやお菓子をご用意して下さり、先輩方も一緒にみんなでワイワイと楽しいお喋りでリラックスタイム♡
本日は!
この黄金に輝くお箱。
師匠の息子さんからの台湾土産をお裾分けしていただきました!
箱が高級感漂いすぎてて、ドキドキしながら開けると…可愛らしいケーキが!
中には果肉たっぷりなパイナップルジャムがずっしり入っていて、とても美味しかったです♡
このサイズでかなりお腹いっぱいになってしまうほどのずっしり濃厚な美味しさでした!
私も海外に行きたいなぁ。
最近はお友達のいるタイに行きたいと目論んでます。
タイの伝統工芸産地巡り…(妄想の世界)
傘職人見習い
中村真希